結論から言ってしまうと、伊予柑の正しい読み方は「いよかん」になります。
伊予柑の”柑”は「かん」と読むことはできますが、「こん」と読むことはできないので、伊予柑を「いよこん」と読むのは間違いです。
また伊予柑(いよかん)のように「柑(かん)」が用いられている言葉には、
「柑橘(かんきつ)・金柑(きんかん)・柑果(かんか)・仏手柑(ぶしゅかん)」などがあります。
次の章で伊予柑の意味について解説していきます。
伊予柑は「蜜柑(みかん)の一種のこと」の意味として用いられています。
伊予柑は明治時代に山口県で発見されたとされ、当時のその地名から「穴門蜜柑(あなとみかん)」と呼ばれていました。
ですが、現在では主に愛媛県で生産されていることから、愛媛県の旧国名である伊予から名付けられ、”伊予柑(いよかん)”と呼ばれるようになりました。
また伊予柑の類義語としては、「蜜柑(みかん)・柚子(ゆず)・金柑(きんかん)・朱欒(ざぼん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても伊予柑と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「伊予柑の読み方と意味、”いよかん”と”いよこん”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど