さて日常的に使われるもので「伊予柑」という言葉があります。
この伊予柑に使用されている漢字(特に”柑”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは伊予柑の読み方と意味、「いよかん」と「いよこん」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.伊予柑の正しい読み方は「いよかん」「いよこん」?
では伊予柑の正しい読み方は、「いよかん」「いよこん」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、伊予柑の正しい読み方は「いよかん」になります。
伊予柑の”柑”は「かん」と読むことはできますが、「こん」と読むことはできないので、伊予柑を「いよこん」と読むのは間違いです。
また伊予柑(いよかん)のように「柑(かん)」が用いられている言葉には、
「柑橘(かんきつ)・金柑(きんかん)・柑果(かんか)・仏手柑(ぶしゅかん)」などがあります。
次の章で伊予柑の意味と類義語について解説していきます。
2.伊予柑の意味と類義語について
では伊予柑の意味と類義語について見ていきましょう。
まず伊予柑は「蜜柑(みかん)の一種のこと」の意味として用いられています。
伊予柑は明治時代に山口県で発見されたとされ、
当時のその地名から「穴門蜜柑(あなとみかん)」と呼ばれていました。
ですが、現在では主に愛媛県で生産されていることから、
愛媛県の旧国名である伊予から名付けられ、”伊予柑(いよかん)”と呼ばれるようになりました。
また伊予柑の類義語としては、「蜜柑(みかん)・柚子(ゆず)・金柑(きんかん)・朱欒(ざぼん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても伊予柑と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「伊予柑の読み方と意味、”いよかん”と”いよこん”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 伊予柑の正しい読み方は「いよかん」で、「いよこん」は間違い。
- 伊予柑は「蜜柑の一種のこと」の意味。
- 伊予柑の類義語には、「蜜柑・柚子・金柑・朱欒」などがある。