さて日常的に使われるもので「覆水」という言葉があります。
この覆水に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
覆水がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは覆水の読み方と意味、「ふくすい」と「おうすい」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
では覆水の正しい読み方は、「ふくすい」「おうすい」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、覆水の正しい読み方は「ふくすい」になります。
覆水の”覆”は「おお(う)」「ふく」と読むことはできますが、
「おう」と読むことはできないので、覆水を「おうすい」と読むのは間違いです。
また覆水(ふくすい)のように「覆(ふく)」が用いられている言葉には、
「被覆(ひふく)・覆面(ふくめん)・覆土(ふくど)・覆滅(ふくめつ)」などがあります。
覆水(ふくすい)のように「水(すい)」が用いられている言葉には、
「水質(すいしつ)・温水(おんすい)・水流(すいりゅう)・水脈(すいみゃく)」などがあります。
次の章で覆水の意味と類義語について解説していきます。
では覆水の意味と類義語について見ていきましょう。
まず覆水は「容器から零(こぼ)れた水のこと」の意味として用いられています。
覆水は”覆水盆(ぼん)に返らず”ということわざで使用されることが多いです。
”容器から零れた水は戻らない”という意味から、「1度起きてしまったことは2度と元には戻らない」の意味で使用されます。
また覆水の類義語としては、「溢水(いっすい)・決水(けっすい)・氾濫(はんらん)・洪水(こうずい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても覆水と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「覆水の読み方と意味、”ふくすい”と”おうすい”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、