波及の読み方と意味、「はきゅう」と「はの」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「波及」という言葉があります。

 

この波及に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
波及がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは波及の読み方と意味、「はきゅう」と「はの」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.波及の正しい読み方は「はきゅう」「はの」?

 

では波及の正しい読み方は、「はきゅう」「はの」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、波及の正しい読み方は「はきゅう」になります

 

波及の”及”は「およ(ぶ)」「きゅう」と読むことはできますが、
「の」と読むことはできないので、波及を「はの」と読むのは間違いです。

 

 

波及の”及(きゅう)”という字は、”乃(の)”という字に似ているため注意が必要です。

 

 

 

また波及(はきゅう)のように「波(は)」が用いられている言葉には、
「余波(よは)・波状(はじょう)・波動(はどう)・波浪(はろう)」などがあります。

 

波及(はきゅう)のように「及(きゅう)」が用いられている言葉には、
「及第(きゅうだい)・遡及(そきゅう)・言及(げんきゅう)・追及(ついきゅう)」などがあります。

 

 

次の章で波及の意味と類義語について解説していきます。

 

2.波及の意味と類義語について

 

では波及の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず波及は「物事の影響が波のように徐々に広がること」の意味として用いられています。

 

 

波及を用いた例文としては、「全国に波及する」や、
「波及効果をもたらす」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また波及の類義語としては、「浸透(しんとう)・普及(ふきゅう)・伝播(でんぱ)・流行(りゅうこう)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても波及と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「波及の読み方と意味、”はきゅう”と”はの”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ