さて日常的に使われるもので「上肢」という言葉があります。
この上肢に使用されている漢字(特に”肢”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは上肢の読み方と意味、「じょうし」と「じょうぎ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.上肢の正しい読み方は「じょうし」「じょうぎ」?
では上肢の正しい読み方は、「じょうし」「じょうぎ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、上肢の正しい読み方は「じょうし」になります。
上肢の”肢”は「し」と読むことはできますが、「ぎ」と読むことはできないので、上肢を「じょうぎ」と読むのは間違いです。
また上肢(じょうし)のように「上(じょう)」が用いられている言葉には、
「屋上(おくじょう)・献上(けんじょう)・参上(さんじょう)・極上(ごくじょう)」などがあります。
上肢(じょうし)のように「肢(し)」が用いられている言葉には、
「下肢(かし)・四肢(しし)・義肢(ぎし)・肢体(したい)」などがあります。
次の章で上肢の意味と類義語について解説していきます。
2.上肢の意味と類義語について
では上肢の意味と類義語について見ていきましょう。
まず上肢は「人間の手と腕。また、動物の前足のこと」の意味として用いられています。
上肢を用いた例文としては、「上肢の固定具を使用する」や、
「上肢を支えている骨格」のような使い方で用いられています。
また上肢の類義語としては、「上腕(じょうわん)・腕(うで)・諸腕(もろうで)・腕首(うでくび)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても上肢と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「上肢の読み方と意味、”じょうし”と”じょうぎ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 上肢の正しい読み方は「じょうし」で、「じょうぎ」は間違い。
- 上肢は「人間の手と腕。また、動物の前足のこと」の意味。
- 上肢の類義語には、「上腕・腕・諸腕・腕首」などがある。