さて日常的に使われるもので「椰子」という言葉があります。

 

この椰子に使用されている漢字(特に”椰”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは椰子の読み方と意味、「やし」と「しゅし」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.椰子の正しい読み方は「やし」「しゅし」?

 

では椰子の正しい読み方は、「やし」「しゅし」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、椰子の正しい読み方は「やし」になります

 

椰子の”椰”は「や」と読むことはできますが、「しゅ」と読むことはできないので、椰子を「しゅし」と読むのは間違いです

 

 

 

また椰子(やし)のように「椰(や)」が用いられている言葉は、椰子の他には見つけることができませんでした。

 

椰子(やし)のように「子(し)」が用いられている言葉には、
「子弟(してい)・子息(しそく)・子宮(しきゅう)・子音(しいん)」などがあります。

 

 

次の章で椰子の意味について解説していきます。

 

2.椰子の意味について

 

では椰子の意味について見ていきましょう。

 

まず椰子は「ヤシ科の常緑高木の総称のこと」の意味として用いられています。

 

 

椰子の実(果実)というのは、様々なヤシ科の植物の実を指しますが、一般的には「ココナッツ(ココヤシの実)」を指すことが多いです。

 

 


※上はココナッツの果肉(白い固形部分)とココナッツミルクの写真

 

果実の中にある白い固形部分(果肉)と液体部分を食用とし、白い固形部分を砕いて水とともに混ぜて濾(こ)したものが「ココナッツミルク」になります。

 

 


※上は未成熟のココナッツ(ココヤシの果実)の写真

 


※上はココナッツウォーター(ココナッツジュース)の写真

 

また液体部分は「ココナッツウォーター(ココナッツジュース)」と呼ばれていて、成熟(繊維で覆われ茶色)してくると中のココナッツウォーターは果肉(白い固形部分)などに変化していくため、一般的には未成熟のココナッツ(緑色)から採ることが多いです。

 

ココナッツウォーターは透明な液体で、観光地では未成熟のココナッツ(緑色)に穴を開けて、そこからストローを挿して飲むことが多いです。

 

 


※上はナタデココの写真

 

ちなみにココナッツウォーターに酢酸菌(さくさんきん)を加えて発酵させたものを「ナタデココ」と呼び、弾力のある歯ごたえがあり、デザートなどに用いられます。

 

 

以上が「椰子の読み方と意味、”やし”と”しゅし”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 椰子の正しい読み方は「やし」で、「しゅし」は間違い。
  • 椰子は「ヤシ科の常緑高木の総称のこと」の意味。

 

 

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