さて日常的に使われるもので「椰子」という言葉があります。
この椰子に使用されている漢字(特に”椰”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは椰子の読み方と意味、「やし」と「しゅし」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
では椰子の正しい読み方は、「やし」「しゅし」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、椰子の正しい読み方は「やし」になります。
椰子の”椰”は「や」と読むことはできますが、「しゅ」と読むことはできないので、椰子を「しゅし」と読むのは間違いです。
また椰子(やし)のように「椰(や)」が用いられている言葉は、椰子の他には見つけることができませんでした。
椰子(やし)のように「子(し)」が用いられている言葉には、
「子弟(してい)・子息(しそく)・子宮(しきゅう)・子音(しいん)」などがあります。
次の章で椰子の意味について解説していきます。
では椰子の意味について見ていきましょう。
まず椰子は「ヤシ科の常緑高木の総称のこと」の意味として用いられています。
椰子の実(果実)というのは、様々なヤシ科の植物の実を指しますが、一般的には「ココナッツ(ココヤシの実)」を指すことが多いです。
※上はココナッツの果肉(白い固形部分)とココナッツミルクの写真
果実の中にある白い固形部分(果肉)と液体部分を食用とし、白い固形部分を砕いて水とともに混ぜて濾(こ)したものが「ココナッツミルク」になります。
※上は未成熟のココナッツ(ココヤシの果実)の写真
※上はココナッツウォーター(ココナッツジュース)の写真
また液体部分は「ココナッツウォーター(ココナッツジュース)」と呼ばれていて、成熟(繊維で覆われ茶色)してくると中のココナッツウォーターは果肉(白い固形部分)などに変化していくため、一般的には未成熟のココナッツ(緑色)から採ることが多いです。
ココナッツウォーターは透明な液体で、観光地では未成熟のココナッツ(緑色)に穴を開けて、そこからストローを挿して飲むことが多いです。
※上はナタデココの写真
ちなみにココナッツウォーターに酢酸菌(さくさんきん)を加えて発酵させたものを「ナタデココ」と呼び、弾力のある歯ごたえがあり、デザートなどに用いられます。
以上が「椰子の読み方と意味、”やし”と”しゅし”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、