さて日常的に使われるもので「払子」という漢字があります。
この払子に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
払子がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは払子の読み方と意味、「ほっす」と「ふっす」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
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1.払子の正しい読み方は「ほっす」「ふっす」?
では払子の正しい読み方は、「ほっす」「ふっす」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、払子の正しい読み方は「ほっす」になります。
払子の”払”は「ふつ」「ほつ」、”子”は「し」「す」と読むことができますが、
払子は「ほっす」と読むのが正しく、「ふっす」と読むのは間違いです。
また払子(ほっす)のように「払(ほっ)」が用いられている言葉は、
払子の他には見つけることができませんでした。
払子(ほっす)のように「子(す)」が用いられている言葉には、
「金子(きんす)・合子(ごうす)・繻子(しゅす)・扇子(せんす)」などがあります。
次の章で払子の意味について解説していきます。
2.払子の意味について
では払子の意味について見ていきましょう。
まず払子は「長い獣毛を束ねて、柄(え)を付けたもの」の意味として用いられています。
もともとはインドで虫や塵(ちり)を払うための道具として用いられていましたが、
のちに中国や日本で煩悩を払う法具として用いられるようになりました。
以上が「払子の読み方と意味、”ほっす”と”ふっす”正しいのは?」でした。
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3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 払子の正しい読み方は「ほっす」で、「ふっす」は間違い。
- 払子は「長い獣毛を束ねて、柄を付けたもの」の意味。
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