さて日常的に使われるもので「一助」という言葉があります。
この一助に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
一助がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは一助の読み方と意味、「いちじょ」と「いちすけ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.一助の正しい読み方は「いちじょ」「いちすけ」?
では一助の正しい読み方は、「いちじょ」「いちすけ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、一助の正しい読み方は「いちじょ」になります。
一助の”助”は「たす(ける)」「すけ」「じょ」と読むことができますが、
一助は「いちじょ」と読むのが正しく、「いちすけ」と読むのは間違いです。
また一助(いちじょ)のように「一(いち)」が用いられている言葉には、
「一事(いちじ)・一丸(いちがん)・一巡(いちじゅん)・一同(いちどう)」などがあります。
一助(いちじょ)のように「助(じょ)」が用いられている言葉には、
「助走(じょそう)・助長(じょちょう)・互助(ごじょ)・助役(じょやく)」などがあります。
次の章で一助の意味と類義語について解説していきます。
2.一助の意味と類義語について
では一助の意味と類義語について見ていきましょう。
まず一助は「ちょっとした助けのこと。何かの足し」の意味として用いられています。
一助を用いた例文としては、「生活費の一助にする」や、
「あなたの一助になれば幸いです」のような使い方で用いられています。
また一助の類義語としては、「支援(しえん)・応援(おうえん)・助成(じょせい)・助太刀(すけだち)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても一助と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「一助の読み方と意味、”いちじょ”と”いちすけ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 一助の正しい読み方は「いちじょ」で、「いちすけ」は間違い。
- 一助は「ちょっとした助けのこと。何かの足し」の意味。
- 一助の類義語には、「支援・応援・助成・助太刀」などがある。