さて日常的に使われるもので「大暑」という言葉があります。
この大暑に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
大暑がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは大暑の読み方と意味、「たいしょ」と「だいしょ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.大暑の正しい読み方は「たいしょ」「だいしょ」?
では大暑の正しい読み方は、「たいしょ」「だいしょ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、大暑の正しい読み方は「たいしょ」になります。
大暑の”大”は「おお(きい)」「だい」「たい」、”暑”は「あつ(い)」「しょ」と読むことができますが、大暑は「たいしょ」と読むのが正しく、「だいしょ」と読むのは間違いです。
また大暑(たいしょ)のように「大(たい)」が用いられている言葉には、
「大役(たいやく)・大化(たいか)・大概(たいがい)・大気(たいき)」などがあります。
大暑(たいしょ)のように「暑(しょ)」が用いられている言葉には、
「酷暑(こくしょ)・炎暑(えんしょ)・暑中(しょちゅう)・残暑(ざんしょ)」などがあります。
次の章で大暑の意味と類義語について解説していきます。
2.大暑の意味と類義語について
では大暑の意味と類義語について見ていきましょう。
まず大暑は「厳しい暑さのこと/二十四節気のひとつ」の意味として用いられています。
二十四節気の大暑は、太陽暦(現在の暦)における7月23日頃にあたり、1年の中で最も暑い時期であるとされています。
大暑を用いた例文としては、「記録的な大暑になる」や、
「大暑を過ぎても暑さが変わらない」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「厳しい暑さのこと」の意味で、
後者の例文は「二十四節気のひとつ」の意味で使用しています。
また大暑の類義語としては、「立夏(りっか)・夏至(げし)・真夏(まなつ)・酷暑(こくしょ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても大暑と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「大暑の読み方と意味、”たいしょ”と”だいしょ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 大暑の正しい読み方は「たいしょ」で、「だいしょ」は間違い。
- 大暑は「厳しい暑さのこと/二十四節気のひとつ」の意味。
- 大暑の類義語には、「立夏・夏至・真夏・酷暑」などがある。