結論から言ってしまうと、大暑の正しい読み方は「たいしょ」になります。
大暑の”大”は「おお(きい)」「だい」「たい」、”暑”は「あつ(い)」「しょ」と読むことができますが、大暑は「たいしょ」と読むのが正しく、「だいしょ」と読むのは間違いです。
また大暑(たいしょ)のように「大(たい)」が用いられている言葉には、
「大役(たいやく)・大化(たいか)・大概(たいがい)・大気(たいき)」などがあります。
大暑(たいしょ)のように「暑(しょ)」が用いられている言葉には、
「酷暑(こくしょ)・炎暑(えんしょ)・暑中(しょちゅう)・残暑(ざんしょ)」などがあります。
次の章で大暑の意味について解説していきます。
大暑は「厳しい暑さのこと/二十四節気のひとつ」の意味として用いられています。
二十四節気の大暑は、太陽暦(現在の暦)における7月23日頃にあたり、1年の中で最も暑い時期であるとされています。
大暑を用いた例文としては、「記録的な大暑になる」や、
「大暑を過ぎても暑さが変わらない」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「厳しい暑さのこと」の意味で、
後者の例文は「二十四節気のひとつ」の意味で使用しています。
また大暑の類義語としては、「立夏(りっか)・夏至(げし)・真夏(まなつ)・酷暑(こくしょ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても大暑と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「大暑の読み方と意味、”たいしょ”と”だいしょ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど