さて日常的に使われるもので「矮小」という言葉があります。
この矮小に使用されている漢字(特に”矮”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは矮小の読み方と意味、「いしょう」と「わいしょう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
では矮小の正しい読み方は、「いしょう」「わいしょう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、矮小の正しい読み方は「わいしょう」になります。
矮小の”矮”は「わい」と読むことはできますが、「い」と読むことはできないので、矮小を「いしょう」と読むのは間違いです。
また矮小(わいしょう)のように「矮(わい)」が用いられている言葉には、
「矮樹(わいじゅ)・矮星(わいせい)・矮性(わいせい)・矮屋(わいおく)」などがあります。
矮小(わいしょう)のように「小(しょう)」が用いられている言葉には、
「小計(しょうけい)・小憩(しょうけい)・小銃(しょうじゅう)・弱小(じゃくしょう)」などがあります。
次の章で矮小の意味と類義語について解説していきます。
では矮小の意味と類義語について見ていきましょう。
まず矮小は「丈(たけ)が低くて小さいこと/規模が小さいこと」の意味として用いられています。
矮小を用いた例文としては、「矮小な身体をしている」や、「問題を意図的に矮小化している」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「丈が低くて小さいこと」の意味で、後者の例文は「規模が小さいこと」の意味で使用しています。
”問題を矮小化する”というのは、「大きな問題の一部分だけを見て、その問題を小さくすることで、問題をごまかしたりすること」を意味します。
また矮小の類義語としては、「群小(ぐんしょう)・小型(こがた)・小柄(こがら)・小規模(しょうきぼ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても矮小と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「矮小の読み方と意味、”いしょう”と”わいしょう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、