結論から言ってしまうと、落雁の正しい読み方は「らくがん」になります。
落雁の”雁”は「かり」「がん」と読むことはできますが、「すい」と読むことはできないので、落雁を「らくすい」と読むのは間違いです。
次の章で落雁の意味について解説していきます。
※上は落雁(干菓子)の写真
落雁は「空から舞い降りる雁(がん)のこと/干菓子(ひがし)のひとつ」の意味として用いられています。
雁というのは、”カモ目カモ科で比較的大形の水鳥の総称のこと”です。
そして干菓子のひとつである落雁は、”米・麦・大豆・小豆などの粉を主な材料として、砂糖・水あめなどを加えて固めた干菓子”になります。
落雁を用いた例文としては、「堅田の落雁は近江八景のひとつ」や、
「落雁と似た製法で作られる」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「空から舞い降りる雁のこと」の意味で、
後者の例文は「干菓子のひとつ」の意味で使用しています。
以上が「落雁の読み方と意味、”らくがん”と”らくすい”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど