さて日常的に使われるもので「下血」という言葉があります。
この下血に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
下血がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは下血の読み方と意味、「げけつ」と「かけつ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.下血の正しい読み方は「げけつ」「かけつ」?
では下血の正しい読み方は、「げけつ」「かけつ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、下血の正しい読み方は「げけつ」になります。
下血の”下”は「した」「か」「げ」、”血”は「ち」「けつ」と読むことができますが、下血は「げけつ」と読むのが正しく、「かけつ」と読むのは間違いです。
また下血(げけつ)のように「下(げ)」が用いられている言葉には、
「下戸(げこ)・下剤(げざい)・下策(げさく)・下賤(げせん)」などがあります。
下血(げけつ)のように「血(けつ)」が用いられている言葉には、
「流血(りゅうけつ)・止血(しけつ)・献血(けんけつ)・混血(こんけつ)」などがあります。
次の章で下血の意味と類義語について解説していきます。
2.下血の意味と類義語について
では下血の意味と類義語について見ていきましょう。
まず下血は「様々な病気により、消化管内に出た血が肛門から排出されること」の意味として用いられています。
下血を用いた例文としては、「今朝、下血しました」や、
「下血は異常のサイン」のような使い方で用いられています。
また下血の類義語としては、「血便(けつべん)・流血(りゅうけつ)・出血(しゅっけつ)・月経(げっけい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても下血と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「下血の読み方と意味、”げけつ”と”かけつ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 下血の正しい読み方は「げけつ」で、「かけつ」は間違い。
- 下血は「様々な病気により、消化管内に出た血が肛門から排出されること」の意味。
- 下血の類義語には、「血便・流血・出血・月経」などがある。