このページでは麒麟の読み方と意味、「キリン」と「きれん」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.麒麟の正しい読み方は「キリン」「きれん」?

 

結論から言ってしまうと、麒麟の正しい読み方は「キリン」になります

 

 

麒麟の”麒”は「き」、”麟”は「りん」と読むことはできますが、
”麟”は「れん」と読むことはできないので、麒麟を「きれん」と読むのは間違いです。

 

次の章で麒麟の意味について解説していきます。

 

2.麒麟の意味について

 

麒麟は「キリン科の哺乳(ほにゅう)類のこと/古代中国の想像上の獣のこと/人並み外れた才能の持ち主のこと」の意味として用いられています。

 

 

古代中国の想像上の獣である麒麟というのは、体は鹿、尾は牛、蹄(ひづめ)は馬、額(ひたい)は狼の獣です。

 

頭には肉に包まれた1本の角、体の毛は黄色、背には様々な色の毛が生えていて、生草は踏まず、生物も食べないとされています。

 

 

 

麒麟を用いた例文としては、「動物園に麒麟を見に行く」や、「彼は将棋界の麒麟児だ」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「キリン科の哺乳類」の意味で、後者の例文は「人並み外れた才能の持ち主」の意味で使用しています。

 

 

以上が「麒麟の読み方と意味、”キリン”と”きれん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 麒麟の正しい読み方は「キリン」で、「きれん」は間違い。
  • 麒麟は「キリン科の哺乳類のこと/古代中国の想像上の獣のこと/人並み外れた才能の持ち主のこと」の意味。

 

 

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