結論から言ってしまうと、麒麟の正しい読み方は「キリン」になります。
麒麟の”麒”は「き」、”麟”は「りん」と読むことはできますが、
”麟”は「れん」と読むことはできないので、麒麟を「きれん」と読むのは間違いです。
次の章で麒麟の意味について解説していきます。
麒麟は「キリン科の哺乳(ほにゅう)類のこと/古代中国の想像上の獣のこと/人並み外れた才能の持ち主のこと」の意味として用いられています。
古代中国の想像上の獣である麒麟というのは、体は鹿、尾は牛、蹄(ひづめ)は馬、額(ひたい)は狼の獣です。
頭には肉に包まれた1本の角、体の毛は黄色、背には様々な色の毛が生えていて、生草は踏まず、生物も食べないとされています。
麒麟を用いた例文としては、「動物園に麒麟を見に行く」や、「彼は将棋界の麒麟児だ」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「キリン科の哺乳類」の意味で、後者の例文は「人並み外れた才能の持ち主」の意味で使用しています。
以上が「麒麟の読み方と意味、”キリン”と”きれん”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど