さて日常的に使われるもので「葛湯」という言葉があります。
この葛湯に使用されている漢字(特に”葛”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは葛湯の読み方と意味、「くずゆ」と「かっとう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.葛湯の正しい読み方は「くずゆ」「かっとう」?
では葛湯の正しい読み方は、「くずゆ」「かっとう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、葛湯の正しい読み方は「くずゆ」になります。
葛湯の”葛”は「くず」「かつ」、”湯”は「ゆ」「とう」と読むことができますが、葛湯は「くずゆ」と読むのが正しく、「かっとう」と読むのは間違いです。
また葛湯(くずゆ)のように「葛(くず)」が用いられている言葉には、
「葛餅(くずもち)・葛布(くずぬの)・葛粉(くずこ)・葛原(くずはら)」などがあります。
葛湯(くずゆ)のように「湯(ゆ)」が用いられている言葉には、
「産湯(うぶゆ)・重湯(おもゆ)・湯葉(ゆば)・湯煎(ゆせん)」などがあります。
次の章で葛湯の意味について解説していきます。
2.葛湯の意味について
では葛湯の意味について見ていきましょう。
まず葛湯は「葛粉(くずこ)に砂糖を混ぜ、熱湯を注いでかき混ぜたとろみのある食べ物のこと」の意味として用いられています。
葛湯はとろみがあって冷めにくく、体が温まり、消化にも良いため、
昔から主に離乳食・介護食・病人食として食べられることが多いです。
以上が「葛湯の読み方と意味、”くずゆ”と”かっとう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 葛湯の正しい読み方は「くずこ」で、「かっとう」は間違い。
- 葛湯は「葛粉に砂糖を混ぜ、熱湯を注いでかき混ぜたとろみのある食べ物のこと」の意味。