さて日常的に使われるもので「寄与」という言葉があります。
この寄与に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
寄与がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは寄与の読み方と意味、「きよ」と「きや」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.寄与の正しい読み方は「きよ」「きや」?
では寄与の正しい読み方は、「きよ」「きや」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、寄与の正しい読み方は「きよ」になります。
寄与の”与”は「あた(える)」「よ」と読むことはできますが、
「や」と読むことはできないので、寄与を「きや」と読むのは間違いです。
また寄与(きよ)のように「寄(き)」が用いられている言葉には、
「寄金(ききん)・寄進(きしん)・寄付(きふ)・寄生(きせい)」などがあります。
寄与(きよ)のように「与(よ)」が用いられている言葉には、
「供与(きょうよ)・給与(きゅうよ)・譲与(じょうよ)・与太(よた)」などがあります。
次の章で寄与の意味と類義語について解説していきます。
2.寄与の意味と類義語について

では寄与の意味と類義語について見ていきましょう。
まず寄与は「国家・社会・会社などのために役に立つこと。貢献すること」の意味として用いられています。
寄与を用いた例文としては、「学問の普及に寄与する」や、
「科学の発展に寄与する」のような使い方で用いられています。
また寄与の類義語としては、「奉仕(ほうし)・献身(けんしん)・奉公(ほうこう)・孝行(こうこう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても寄与と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「寄与の読み方と意味、”きよ”と”きや”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 寄与の正しい読み方は「きよ」で、「きや」は間違い。
- 寄与は「国家・社会・会社などのために役に立つこと。貢献すること」の意味。
- 寄与の類義語には、「奉仕・献身・奉公・孝行」などがある。