さて日常的に使われるもので「寧ろ」という言葉があります。
この寧ろに使用されている漢字は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは寧ろの読み方と意味、「むしろ」と「うつろ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.寧ろの正しい読み方は「むしろ」「うつろ」?
では寧ろの正しい読み方は、「むしろ」「うつろ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、寧ろの正しい読み方は「むしろ」になります。
寧ろの”寧”は「むし(ろ)」「ねい」と読むことはできますが、
「うつ(ろ)」と読むことはできないので、寧ろを「うつろ」と読むのは間違いです。
「うつろ」というのは、”虚ろ”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で寧ろの意味について解説していきます。
2.寧ろの意味について
では寧ろの意味について見ていきましょう。
まず寧ろは「どちらか一つを選ぶとするならば。どちらかと言えば」の意味として用いられています。
寧ろを用いた例文としては、「春より寧ろ秋の方が好きだ」や、
「彼は天才ではなく、寧ろ努力家だ」のような使い方で用いられています。
以上が「寧ろの読み方と意味、”むしろ”と”うつろ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 寧ろの正しい読み方は「むしろ」で、「うつろ」は間違い。
- 寧ろは「どちらか一つを選ぶとするならば。どちらかと言えば」の意味。